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シンポジウム

◆公開シンポジウム
「祭り・芸能をめぐる現代的課題」

趣旨
 ⽇本⺠俗学は、⺠俗の現場から課題を⽴上げ、その課題についての伝承実態とその仕組み、各地の⽐較研究に基づく地域差やその事象の歴史的推移・変遷などを明らかにしてきた。ここには社会・⽂化の推移のなかで、「⺠俗」とは何かという根源的な課題も存在するが、研究の⽬的については、現代もこれをもち続けている。
 研究の基本は⺠俗の現場にあることから、今回のシンポジウムでは各地でその継承への取り組みが⾏われている祭り・芸能に焦点をあて、その現場がどのような課題を抱えているのか、論点の所在を明らかにすることを⽬的としたい。このことは⼀⽅では、現代社会が抱えている諸課題が、その祭り・芸能に映し出されているともいえる。たとえば従来、その斎⾏者が男性だけに限定されていた祭り・芸能において、⼥性参加を認めたり、促進したりしようという動きは、男⼥が⾃らの意思によって参画できる社会の実現、ジェンダー差の解消など現代社会が求める社会像の実現希求が映し出されているということができる。
 祭り・芸能の現場には、このように当事者が内部から今後の継承等にむけた取り組みと、社会状況の反映による取り組み課題がいくつもあることが予測でき、シンポジウムではこうした動向を研究論点として確認し、提⽰したい。

コーディネーター
⼩林 稔(千葉県/國學院⼤學観光まちづくり学部教授)
鈴⽊明⼦(東京都/國學院⼤學⽂学部兼任講師)
⼋⽊橋伸浩(東京都/⽟川⼤学名誉教授)

パネリスト
櫻井弘⼈(⻑野県/國學院⼤學⽂学部兼任講師)
⽯垣 悟(千葉県/國學院⼤學観光まちづくり学部准教授)
⽮島妙⼦(東京都/明治⼤学 法と社会科学研究所 客員研究員)

コメンテーター
須永 敬(福岡県/九州産業⼤学国際⽂化学部教授)
関沢まゆみ(神奈川県/国⽴歴史⺠俗博物館教授)
⼋⽊ 透(京都府/佛教⼤学歴史学部教授)

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